2021年1月25日月曜日

Dr.ニャンダの夢日記 第1話

第1話「駐車違反を免れろ」 


駐車違反が、厳しい昨今、何とか、駐車違反のキップを切られない方法は

無いだろうか? 

私は、小さな喫茶店で、ホットコーヒーを飲みながら考えた。 

ちなみに、コーヒーは、キリマンジャロさ、キリマンジャイロ。 

それ以上でもそれ以下でも無い。 

カップを置いて、ゆっくりと目を閉じ、深呼吸する。 

「どーしたモンダロ~? 

 な~に、直ぐに良いアイデアが浮かぶさ。 

 私は、Dr.ニャンダだぞ! 

 私なら出来る! 

 考えろ!考えるんだ!」 

流石は、私、天才・Dr.ニャンダだ。 

早速、閃いた! 

(はやっ!) 


何、簡単な事さ。 

車を透明にしてしまえば、良いのだ! 

良し、善(?)は急げ! 

早速、ラボに戻って、透明装置を造るとしよう! 

その前に、もう一杯、コーヒーのおかわりを頂こうか、

この店、おかわりは無料なんだよね。 


私は、ラボに戻ると、アッという間に、透明装置を完成させた。 

(はやっ!) 


そして、車に取り付け、実験開始。 

ポチッとな。 


おお!何という事だ! 

目の前にあった車が消えてしまったぞ! 

それは、そのように作りましたから。 


では、(有料駐車場しかない)街へ繰り出そう! 

これからは、駐車違反しまくりだぜ! 


私は、道路の隅の適当なトコに車を止め、透明にすると、

行きつけの本屋さんに入った。 

さて、読書の時間だ。 

な~に、時間はたっぷりある。 

何せ、駐車料金を気にしなくても良いんだもんね! 


私は、すっかり読書(立ち読み)にネコ夢中になっていた。 

3冊を読み終え、4冊目に突入した頃だっただろうか? 

外で、ドーン!と物凄い音がした。 

「何だ?事故か? 

 全く、この辺の奴等は、運転が荒いのが、多いからなぁ!」 

私は、そのまま、4冊目を読み進めた。 


ガシャーン! 

「また事故か!」 

6冊目の半分位読んだ頃だったかな? 


ゴン! 

「やれやれやれ、またかよ。今日は事故が多いぜ。」 

7冊目のクライマックスの頃だった。 


8冊を読み終えて、足が棒になったので、もう帰る事にした。 

「今日は、この辺で勘弁しといてやるぜ!」 


確か、この辺りに止めたっけな。 

透明装置、解除。 

こんにちは、マイカー。 


「………」 


そこには、車は無かった。 

鉄の塊なら、あったんだが。 

「ははっ、にゃんだよう? 

 この鉄くずは! 

 何処となく、私の車に似てなくなくなくね?」 


さようなら、マイカー。 


ストップ!迷惑駐車!

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